GWを利用して憧れの屋久島へ!(後編)
2016.05.10
笹の生い茂る気持ちの良い道を延々と。
しかし、ここでアクシデント発生。膝が・・・痛い・・・・・。
ここまで本当に景色がきれいで、屋久島という場所に来たことが嬉しくて、テンション高くあまり疲れを感じることなく歩いてきていたのですが、実際には淀川登山口を出発してすでに8時間、しかも自分史上最も重たいザックを背負っている状態だったので、体には結構疲労が来ていたようです。
水は最低限だけ残して捨て、ストックに頼りながらペースを落として歩きましたが、どうにも痛い。
歩けないほどではないですが、膝が痛むというのは気持ち的に怖い。。。
ここからはなかなか苦しい道のりでした。
そして、宮之浦岳山頂からさらに2時間半。ようやく宿泊地の新高塚小屋に到着しました。
新高塚小屋は無人の避難小屋です。この日はGWということもあって人でいっぱい。
私たちはテントでしたが、テント泊の方もいっぱいいました。
写真を撮り忘れてしまいましたが、すぐ近くに水場もあって快適な宿泊でした。
翌日。
この日は前もって見ていた天気予報から覚悟はしてましたが、雨。。。
でも、縄文杉やコケたちは少し湿り気がある方がキレイに見える!と前向きに捉えて、いざ出発します。
膝の方は、一晩休めたことと前日の途中から痛みの出にくい歩き方が少し分かってきたので、なんとか普通に歩けました。
前日の、太陽の光で緑が輝く景色とはまた違う、小雨降るしっとりした幻想的な風景にも感動。
そして2時間ほどで縄文杉に到着します。
時間が早いので、まだ日帰りの観光客の方は到着しておらず、誰もいない中で見る縄文杉の迫力には畏怖を覚えます。
前日も杉は沢山見ましたが、縄文杉はちょっとレベルの違いを感じました。
メドゥーサも。
その後は、夫婦杉や大王杉など、数々の杉や岩、コケを眺めながら、高度を下げていきます。
ですが、今回の写真はこれが最後です。
このあと、カメラが水没の危機に陥るほどの雨に見舞われ、とても写真が撮れる状態ではありませんでした。
寒くなかったのでまだ良かったですが、トロッコ道はレールの間がプールのようになり、横の斜面からは滝のように水が流れてシャワーを浴びているかのような状態に。
雨の島の洗礼を浴び、なにかの修行をしているような気分で下山しました。
もちろんレインウェアの上下は着ているし登山靴も防水ですが、それでも腕は肩まで、靴も片方は中までびしょびしょに。これまで登山でほとんど雨に降られたことが無かったのに、いきなりの豪雨デビューとなりました。屋久島では、雨対策は本当に本当に重要です!!
さて、ここから先は最終日の高速船までの間にドライブした場所なので、登山レポートと全然関係ないですが、
屋久島の魅力を是非お伝えしたいのでご参考までに。
素晴らしいGWでした。
また絶対に再訪すると、帰路で既に心に決めました!!
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